主宰の大野、松山が学生時代に立ち上げ、活動16年目に突入した老舗読書会。「作家との出会い」「作品との出会い」を大切に、1ページずつ戯曲の声を掘り起こしてきました。
古今東西、ソフォクレスから平田オリザ、鶴屋南北からマーティン・マクドナーまで、これまで読んだ作家は58人、戯曲は91作品。毎回4時間をかけ、1作品を丁寧に読みきるスタイルと、上演企画やワークショップ、鑑賞会など、バラエティに富んだイベントの開催が魅力です。
『本読み会』
公式サイト:http://honyomikai.net
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ギャラリー
主催紹介
大野 遙(おおの はるか)
臨床心理士、公認心理師。明治大学演劇学専攻の学生時代、同窓だった松山と共に『本読み会』を設立した。大学在学中は故・蜷川幸雄氏率いるニナガワカンパニーに在籍し、その後はフリーの俳優として活動していたが、何を思ったか臨床心理の世界に転向。大学、大学院で心理学を学び直し、現在は子どもの支援と遊戯療法(“プレイ”セラピー)を専門にしている。『本読み会』を足場に演劇活動も継続中。
松山 立(まつやま りゅう)
日本大学芸術学部専任講師。専門は演技論や俳優育成法。明治大学の演劇学専攻を卒業後、イギリスへ留学。East15 Acting Schoolでの俳優修業をきっかけに、自身も育成の道へ足を踏み入れることになる。平成28年には文化庁新進芸術家海外研修員として再び渡英し、Royal Central School of Speech and Dramaにおける俳優育成の現在を追った。主宰する『本読み会』では戯曲のことを、大学では実際の演技研究を進めているが、最近では「戯曲を声に出して読む」ということが、この二つをつなぐ大きな役割を果たすことに興味を惹かれている。