【19:30〜】『本読み会』online;4(イヨネスコ『禿の女歌手』)
–
2020年9月21日
『本読み会』(団体紹介)
『本読み会』online;4(ウージェーヌ・イヨネスコ)
※9月21日開催の『本読み会』online;4の「読み手」申し込み枠は定員に達しました。今後のお申し込みは、「聞き手」「覗き見」枠でのご参加として承ります。戯曲の本読みの楽しみ、実はセリフを聞いている瞬間にこそ、その本質があると思っています。「聞き手」参加には定員ありませんので、どしどしお申し込みください!
【開催日時】
9月21日(月・祝)19:30〜21:30頃
【読む戯曲】
ウージェーヌ・イヨネスコ『禿の女歌手』
収録:白水社『ベスト・オブ・イヨネスコ 授業/犀[新装版]』
Amazonリンク:『ベスト・オブ・イヨネスコ 授業/犀[新装版]』
Kindle版:『ベスト・オブ・イヨネスコ 授業/犀[新装版]』
※Kindle版の方が少し安いです。
※1969年、白水社刊行の『イヨネスコ戯曲全集〈第1〉』にも収録されています。そちらでも可です。
※『本読み会』は、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。上記リンクから戯曲を購入していただくと、紹介料として、戯曲の料金の3%が『本読み会』に入る仕組みになっています。スズメどころか、アリの涙くらいの収入にしかならないのが悩みですが笑、ホームページ維持費などに使わせていただいております。ご支援いただければ幸いです。
【作品について】
ベケットと共に、不条理劇の代表的作家として知られる劇作家イヨネスコ。1950年に発表された『禿の女歌手』は、彼の処女戯曲であると同時に、代表作の一つとして、現在も繰り返し上演されている作品です。
『禿の女歌手』には、実は〈反戯曲−アンチ・ピエス−〉という副題が付けられているのですが、これが読んでみて納得、いわゆるリアリズムの戯曲とは全く違う、“デタラメなセリフの応酬”といった感じのテキストなのです。私など、読んでもさっぱり分かりませんでした笑。初演の際は、あまりの“分からなさ”に、客席は憤激・不満の嵐だったとか。
じゃあなぜそんな〈反戯曲〉を、「戯曲を読む会 Onlineフェスティバル」にぶつけたかと言えば、それはやっぱり一人で読んでいても分からないからです。いえ、“戯曲を正しく理解する”なんてことが目的なのではありません。こんな分からない戯曲が、70年もの間愛され続けている。その理由、つまり楽しさを見つけられたらと考えています。
いろいろバタバタしていて作家・作品の告知が遅くなってしまいましたが、良い時代になったもので、Kindleでもイヨネスコが読めるそうです。当日のお申し込みでも、テキストはゲットできます(ちょっと値段はしますが、収録作はイヨネスコの傑作ばかり。超オススメです!)ので、ぜひお手元に戯曲やら反戯曲やらをご用意の上、ご参加いただければと思います。
【会について】
2004年に活動を開始した老舗戯曲読書会。コロナウィルス感染拡大の状況を受け、現在はオンライン開催独自の魅力を追求した新シリーズ企画、【『本読み会』online;】を開催しています。
『本読み会』online;独自の魅力とは、以下の三点。
・2時間開催、読むのは短編!
・戯曲を味わう「本読み」パート!
・交流を楽しむ「サロン」パート!
読み手参加者が読み合わせを行う「本読みパート」と、読み手も聞き手も一緒になって作品についてワイワイ語り合う「サロンパート」を繰り返しながら、短時間の開催で短編戯曲を読み通しております。
詳しくは、『本読み会』ウェブサイトをご覧ください。
『本読み会』公式ウェブサイト
【参加申し込み方法】
以下の専用申し込みフォームから、お申し込みください。